こんにちは!モウタです。
みなさん、納豆にはどんなイメージをお持ちでしょうか?
畑のお肉といわれるほどタンパク質が多い大豆からできていることはご存じでしょう!
ネバネバと糸を引いてタレなどを入れ、混ぜて食べると美味しいですね。
また最近は匂いが苦手だという方のために、匂わない納豆も出ています。
外国人の方は苦手という方も多いでしょうが日本のソウルフードですよね・・・。
納豆のイメージがどうあれ、健康にいいのはみなさんの共通の意見だと思います。
その納豆がダイエットにいいとの噂があります。
おいしくて健康に良く安い納豆がダイエットの効果もあるというのです。
ということで、今回は納豆がダイエットに効くかどうかみていきましょう。
納豆はダイエットに効果があるの?
摂取カロリーを抑えることができる。
納豆には食物繊維がたくさん含まれています。
そのため胃や腸で水分を吸収して膨らむことによって、満腹感を持続させてくれます。
また血糖値の上昇を抑える働きもします。
満腹感を持続させるということは、食べる量を減らす効果があり、そしてカロリーの摂取を抑える作用にもつながります。
また通常は血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンが分泌されて、血糖値を通常値にまで抑えようと働きます。
その過程で、血中の糖分を脂肪に変えて体内にため込むように働くため、脂肪が増えてしまいます。
そういう点からみても、納豆は急激な血糖値の上昇を抑える働きがあるため、脂肪が増えないことから、ダイエットに向いているとされています。
痩せやすい体質に変える。
どんなにダイエットに効果がある食品でも、太っている原因になっている体質を変えないと始まりません。
だいたい太っている方の体の多くは腸内環境が乱れて、ダイエットの効果を出しにくい状態になってしまっています。
そのため納豆などダイエット食をはじめても、効果があまり見えない人が多いです。
納豆に含まれる納豆菌は、生きたまま腸内に届き善玉菌を増やし活性化させる効果があります。
そのため腸内環境を整え、痩せやすい体質にする働きをします。
ヨーグルトでよく聞く乳酸菌やビフィズス菌は、胃酸に弱いため腸まで届くことがほとんどありません。
しかし納豆菌は100℃の熱湯にも耐えれるだけの生命力があり、胃酸にも負けずに腸内までたどり着きます。
そして腸内環境も痩せやすい体質に整えてくれます。

納豆ダイエットの取り組み方
納豆は夕食時に
納豆ダイエットをする時は、夕食時に食べるのが効果的です。
夕食は日本人なら、朝や昼と比べるとたくさん食べる傾向にあります。
ダイエットの基本は、朝食と昼食をたくさん食べ夕食を少なくした方が、睡眠をとっている間に脂肪を溜め込まず良いとされています。
そのため納豆ダイエットは、夕食の20分くらい前によく噛んで食べることによって、膨満感を胃に感じさせ、夕食の摂りすぎを防ぐという感じです。
納豆の糖質は1パック2.7g程度です。
糖質が40g程のコンビニのおにぎりを1つ食べるよりも、カロリーも糖質も低いのでダイエットに効果的でしょう。
それに納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」は血液をサラサラにする効果をもっています。
◆納豆を食べるのは朝と夜のどっちがいいの?
納豆といえば朝食に食べるという方が多いでしょう。納豆ダイエットをするには夕食に摂るのが効果的と上記しましたが、そうなると朝に納豆を摂っても効果がないのかという疑問がでてきますね。納豆ダイエットをしている時に、朝食で納豆を摂ることにより期待できる効果は、冷え性の予防や代謝を良くすることです。納豆は朝食と夕食で摂ると、それぞれ違ったダイエット効果を期待できます。ただ一般的には、ダイエットをするなら朝食より夕食に摂るほうがいいとされています。

食べる量は1日1パックで充分
納豆ダイエットで気を付けるべき点は納豆を摂る量です。
1日1パックで充分です。
それは納豆に含まれる「セレン」という成分の1日の摂取量で決まります。
ミネラルであるセレンを過剰に摂取すると、胃腸の障害や下痢、疲労感など様々な症状を引き起こします。
やはり体に良くても摂りすぎはいけませんね。
セレンの1日の上限摂取量は、納豆2パック分とされています。
もちろん納豆以外の食品でもセレンは摂取できます。
例えば鰹節やからしです。
つまり納豆2パック分のセレンを摂っているのなら、他の食品からセレンを摂るということは、摂取のしすぎになり体にとってあまり良くないです。
そういう意味で、納豆は1日1パックで充分ということになります。
おすすめの納豆の組み合わせ
納豆の組み合わせで一番に浮かぶのは「納豆ご飯」ですね。
ご飯に納豆やネギ、からしなどを混ぜて食べるのがとてもおいしいですね。
ネギやからしは、健康面でも納豆との組み合わせが非常に良い食材です。
その他の組み合わせもみていきましょう。
◆納豆と相性の良い食材
- 酢===酢と納豆を一緒に食べると、納豆に含まれるカルシウムの吸収を酢が助けてくれます。ストレス解消などメンタル面でも効果ありです。食感も普通の納豆と比べ、フワッとしてとてもおいしいですね。
- わさび===からしだけでなく、わさびとの相性も抜群です。わさびには、血行を良くしたり細胞の老化を抑制したりする効果があります。からししか試したことのない方は、ぜひわさびを入れてみては‼
- チーズ===チーズも納豆もどちらも発酵食品です。チーズにはカルシウムやタンパク質が多く含まれています。納豆にもカルシウムやタンパク質が含まれていますが、あわせて食べると効果もあるでしょう。ちなみにチーズは動物性で、納豆は植物性なのでお互いを補っていますね。
- キムチ===キムチも発酵食品で乳酸菌も豊富に含まれています。キムチと納豆を合わせると、乳酸菌の効果がより促進されます。乳酸菌は腸内をキレイにしてくれる菌のため、納豆キムチで腸内環境を整えるのもいいですね。
- 玉ねぎ===納豆も玉ねぎも両方とも、血の巡りを良くする効果があります。ストレスなどメンタルのバランスを崩すと、血の巡りが悪くなるので、玉ねぎと納豆で血行をよくしましょう。
◆納豆と相性の悪い食材
- 卵白===納豆に生卵を入れる人は多いでしょう。しかし、実は生卵の卵白は納豆との相性が悪いです。納豆に含まれるビオチンというビタミンと、卵白に含まれるアビジンというタンパク質の組み合わせがよくありません。卵黄部分は問題ないので、卵白を取り除いて食べると良いでしょう。

納豆ダイエットの総括
納豆ダイエットをみてきましたがここで注意点を1つ挙げておきます。
今回は、納豆を食べてダイエットをするということがテーマです。
だからといって納豆だけ食べて、今までと変わらない食事をしていると、納豆を食べた分だけ、より太ることになるでしょう。
納豆を食べながら食事制限にもしっかり取り組みましょう。
また食事制限だけで痩せると、筋肉だけが落ちてしまい、脂肪は変わらず維持することになってしまいます。
そのためにしっかり運動などをして、基礎代謝を上げて消費カロリーの増加に取り組みましょう。
そうすることによってダイエットは成功するでしょう。
最後に、納豆ダイエットはすぐに結果の出るダイエット法ではありません。
まずは、2週間くらいから試されるのがいいでしょう。
それで腸内などの調子も良く結果もでれば続けていくと良いでしょう。
食事制限を主とするダイエットは、実行すると不健康になるイメージがありますね。
しかし、納豆ダイエットは痩せても栄養バランスもよく、実に健康的なダイエットだと感じることができるでしょう。
上記したように、適度な運動を取り入れるともう「鬼に金棒」の状態になります。
おいしくて痩せることができる納豆ダイエットライフを、あなたもはじめてみませんか❕
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