こんにちは!モウタです。
2019年のラグビーワールドカップ日本大会が終わりました。
南アフリカが優勝しましたね。
強力なフォワード陣を武器に大会を制しました。
日本も決勝トーナメントで南アフリカに敗れました。
3度目の優勝ということでオールブラックスに優勝回数が並び最多となります。
今大会のパフォーマンスを観ると誰しもが認める王者でした。
以前の私のブログではオールブラックスを取り上げました。
オールブラックスファンとして今回のワールドカップを総括してみました。
オールブラックスの結果は3位
今回のオールブラックスの成績は3位に終わりました。
優勝はできませんでしたが立派な成績だと思います。
しかしオールブラックスは最強でないといけません。
ニュージーランドの国民は優勝以外は負けに等しいと考えている人がたくさんいるでしょう。
3位という成績は最低限の結果だとされるでしょう。
オールブラックスの選手たちは胸を張って帰国すると発言していましたが、心の中はやはり失望があると思います。
やっぱり1発勝負の決勝トーナメントでは、今回のようなことが起こりえます。
ここで3位になった足跡をみていきましょう。
グループステージ初戦で今回の優勝国となった南アフリカといきなり対戦します。
W杯前から事実上の決勝が観れると話題になりました。
オールブラックスも試合前のハカでいきなり必勝の時に使うハカ、カパオパンゴを披露します。
結果はオールブラックスが23-13で南アフリカに勝っています。
この試合は手に汗を握る展開で主導権争いがお互いに続きました。
ボールをもって前進した総距離は367mと372mで南アフリカの方が勝っており、攻撃の決定力とここぞという時の守備力で、オールブラックスが勝っていたといえるでしょう。
続く第2戦はカナダを63-0で圧倒的に制し、続くナミビア戦も71-9とし決勝トーナメント進出を決めました。
その次のイタリア戦は台風のため大会史上初の試合中止となり、引き分け扱いとなりました。
グループステージを終えてオールブラックスは、やはり優勝候補筆頭としてふさわしい戦いぶりをみせています。
決勝トーナメントに進んで大会まで世界ランキング1位だったアイルランドと対戦します。
一人一人のタレントと組織力、スピード、パワーで圧倒的に敵をねじ伏せてきたオールブラックスに、非常に強固な守備力をもつアイルランドがどう戦うかが注目されました。
両者は昨年の11月にもテストマッチを行っており、その時はアイルランドが16-9で勝利していました。
そんな中にはじまった両雄の激突ですが、案外意外な試合になります。
グループステージから好調なオールブラックスの攻撃が縦横無尽に活躍し、一方的な展開となります。
最後の最後にアイルランドは一矢をむくいますが、46-14でオールブラックスがその強さを魅せつける試合となりました。
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私自身、準々決勝を勝ったあたりから、オールブラックスの3連覇を意識しだしました。
過去の実績や対戦成績からみても、イングランドには勝てるかなと思いました。
試合前に私もハカを観るためにTVにかじりついていました。
すると何やら不思議な光景を目の当たりにしました。
オールブラックスのハカを始める準備をしている時に、何人かのイングランドの選手が相手陣内に入っていくではありませんか!?
私は喧嘩でも始まるのかな???と思って観ていました。
オールブラックスのハカに対してイングランドがV字に並んで対抗してきたのです。
オールブラックスがハカを披露している最中も、イングランドの主将オーウェン・ファレル選手が不敵に微笑んで、挑発しているかのようにみえました。
テレビカメラの方も少し混乱している様子で、いつものようにハカの中継がしっかりと観れませんでした。
何か私は嫌な予感がしました。
始まってみるといきなりイングランドがトライをします。
時間はまだたくさんあるから大丈夫だと思いながら、いつかは逆転してくれると信じながら見守っていました。
しかし前日本代表監督のエディ・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)率いるイングランドは、オールブラックスを2年半の間ずっと研究してきたと、執念を語っていました。
そのためオールブラックスの華麗なスキルの連続技をことごとく潰し、19-7でイングランドが悲願の勝利を手にすることになりました。
解説者の方たちは口をそろえて「オールブラックスの完敗!」「点差以上にイングランドが試合の主導権を握っていた!」と発言していました。
私のラグビーW杯は終わってしまいました。
オールブラックスはW杯に関していうと、2007年以来3大会ぶりの敗戦になりました。
W杯の連勝記録は18でストップしてしまいました。
仕方ないといえば仕方ないのですが、心残りは準決勝というこんなに早い時期に、ハカが観れなくなるとは思っていませんでした。
しかも最後はイングランドの意表を突く行為のため、ハカ観戦も消化不良なまま次の機会までハカを観ることができないのがショックです。
ラグビーといえばオールブラックス、オールブラックスといえばハカという私の楽しみは少しの間お預けになりました。
W杯では長い間、負けがなかったので何か新鮮な気持ちになりました。
結局、今大会は何とか3位決定戦でウエールズを大差でくだして3位になりました。
失望のあまり3位決定戦は観ませんでした。
しかも3位決定戦は地上波では放送されないのでハカは観れませんでした。
というかハカ自体3位決定戦で披露されたのでしょうか・・・。
サッカーW杯の3位決定戦は、優勝できなかった失望のあまり投げやりなプレーをするチームが多いです。
しかし3位決定戦にもかかわらずオールブラックスは、最後の最後まで本気で戦ったみたいで、応援してよかったと思いました。
W杯は終わりましたが、これからもハカを披露するオールブラックスの雄姿を追い求めて、応援していこうと決意しました。
最強オールブラックスとハカの総括
今大会は南アフリカの優勝で終わりました。
私がラグビーW杯を真面目に見始めて、オールブラックスの負けを初めて目の当たりにしました。
個人的な話になりますが、私は随分前にもラグビーを観ていました。
中学校時代に冬の間に始まる大学ラグビーの試合を観ていました。
確か、早明戦といって早稲田大学と明治大学が強い時期です。
つい最近の帝京大学の一強時代を知っている方からすると随分古いですね。
早稲田大学のFB(フルバック)今泉さんと明治大学の吉田さんが凌ぎを削っていた時代です。
その頃、新聞で日本代表をチェックしていましたがニュージーランドに大敗するなど世界との差が激しい時代でした。
そこでラグビーというものを観なくなってしまいました。
大畑さんなど同世代でも圧倒的にすごい選手がいても、相変わらず日本代表は世界に通用していませんでした。
興味を失っていたラグビーに再び火をつけてくれたのが、オールブラックスです。
たまたま暇な時に、ラグビーワールドカップのニュージーランド大会がやっていて、確かオーストラリアとの対戦の前でした。
その時に噂やマネでハカのことは知っていました。
しかし生のオールブラックスのハカを初めて観ました。
すごく格好良かったです。
それまでニュージーランドは、オーストラリアと並んでただただ羊が人口より多くて、平和な国というイメージしかなくて、縁もゆかりもない国でした。
しかし、その試合でオーストラリアに勝ち、決勝でも僅差でフランスに勝ち、優勝してしまいます。
そこでネットで調べてみると、オールブラックスが伝統的に強いチームだとわかりました。
若い頃にみていた栄養飲料****のCMもハカから来ているとしりオールブラックスの虜になってしまいました。
2015年のW杯も深夜でしたが、オールブラックスの試合だけ録画してハカを観ていました。
その大会のハカのシーンはYouTubeでもアップされていて何度も繰り返し観ていました。
W杯以外の大会は地上波では放送されなかったので、私の観ている限りではオールブラックスは負けたことがありませんでした。
今回も南アフリカとの試合も勝って当然と私は思っており、実際勝ちました。
準決勝でイングランドとの対戦の前に朝日新聞の解説者の予想で、オールブラックスにイングランドが勝つだろうと、書いてありましたが気にも留めませんでした。
実際に試合が始まってすぐに先制されてしまいますが、いつか逆転するだろうと思っていました。
前半が終わって負けていましたが、それでもまだ逆転するだろうと考えていました。
しかしイングランドの2本のPGで19-7になり残り10分になって、初めてオールブラックスが負けるのではないかと、頭の中に浮かんできました。
その悪い予感は当たり今回の結果を受けることになりました。
負けてから初めのうちは、イングランドがハカを邪魔したから負けたとかいろいろ考えましたが、ラグビーというものの時代の変化だと今は考えています。
日本代表も長い間、楽勝の相手と思われてきていました。
しかし前回のイングランド大会で南アフリカから金星を挙げました。
そして今回はグループステージを突破して、優勝した南アフリカにも善戦をしました。
はっきりいってラグビーは、世界でレベルが上がってきているなと感じました。
ラグビーは番狂わせが少ない競技とされてきましたが、今現在は世界全体でレベルが上がって、やってみないとわからない競技になりました。
それくらい世界でラグビーという競技がメジャーになってきたんだと思います。
それを証拠づけるかのように世界ランキングがコロコロと変わります。
ラグビーファンとしてはうれしい限りです。
早明戦に憧れ高校時代にラグビー部に入ろうかと真剣に悩んだ時から、私はラグビーが好きでした。
それを思い起こさせてくれたオールブラックス!!!
今回はイングランドのジョーンズHCの執念の前に敗れてしまいましたが、もう1度やると大勝するかもしれません。
いずれにせよ、これからは今まで以上にラグビーの伝統国は苦労するでしょう。
しかし私の心は変わりません!
ハカをするオールブラックスの雄姿を観た時から彼らの虜になっています。
今から次回のフランス大会のオールブラックスのハカが、1試合でも続くように祈っています。
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